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【中央時評】張成沢事件:荒波の韓半島(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2013年12月、世界は特別な2件の死を迎えた。一つは深い哀悼と尊敬で、もう一つはぞっとするような衝撃と驚きで。

マンデラと張成沢(チャン・ソンテク)の劇的な人生と死は、このように地球村の目を集中させた。特にナチ全体主義の登場から80年を迎える今年、2件の死を見る欧州の目は普段と違った。ナチ政権掌握80周年の現場で迎える韓国戦争(朝鮮戦争)終戦60周年は、韓国市民の筆者に対し、人間が作った最悪の暴力の全体主義と戦争について、より深い省察を要求した。日常の反省行事に何度も参加し、人間の悪行を再三振り返ってみる理由だった。

1つ目は、ユダヤ人が連行されていく道の付近の教会が持つ連続祈祷だった。彼らがアウシュビッツと集団虐殺への行進を続ける時、何ごともなかったかのように食事をして祈祷をしていた人間と宗教に対する無限痛悔だった。参加者の目と涙は言葉なく深かった。


2つ目は、ベルリン市内のあちこちに設置された「破壊された多様性」展示会だった。ベニャミン、アーレント、ブレヒト、エルンスト・ブロッホ、アインシュタイン、シェーンベルク、レマルクなど、ナチの登場とともに言葉を奪われ、死亡し、亡命した知識人と文化人の足跡と悲劇を振り返る行事だった。その中には大韓民国の法律と司法体系を基礎を築いたエルンスト・プランケルもいた。

3つ目は、ベルリンフィルハーモニー、ベルリン大聖堂、各種文化施設のレクイエム公演だった。特に、モーツァルトとヴェルディのレクイエム、ベートーベンの壮厳ミサは、ユダヤ人虐殺、日本軍の性的奴隷、韓国戦争の虐殺、北朝鮮収容所の惨状を思い出させた。「安らぎを与え給え」「憐れみ給え」を絶叫する独唱と合唱では、全身の細胞が詰まるような感じだった。

心からの鎮魂と慰撫、和解と平和が勝戦記念よりいっそう切実だった終戦60周年の韓半島で、世界をぞっとさせた北朝鮮発の処刑の知らせは、日常で薄れていた北朝鮮体制と韓国問題の構造と本質を現実の問題として引き出した。すなわち全体主義と南北対峙の問題だった。

権力構築過程から唯一体制構築まで続いた2人の先代の粛清方式は、今回も例外ではなかった。しかし今回は2人の先代とは全く違った。何よりもまず、継承および権力基盤の最大後援者を除去した。すなわち自己侵食だった。2つ目、30年以上も国家運営全般に関与して主導した経験を土台に、若い最高権力者の国家運営経験不在を補完した下位同伴者を除去した。3つ目、執権2年という超短期間に粛清・処刑を敢行した。4つ目、非血統と連合し、(傍系)血統を粛清した最初の事例だった。先代とは完全に反対だった。最後に世界に向けた公開粛清も大きく違った。



【中央時評】張成沢事件:荒波の韓半島(2)

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