キム・ハンソル(18)。
聯合ニュースによればキム君は、この日午後6時頃、自身が生活しているフランスのルアーブル市にあるパリ政治学院(シアンスポ)の寮に現れた。フランスの私服警察官2、3人が保護するように彼を囲んだままだった。多少緊張した表情のキム君を目撃して取材陣がカメラを向けると一緒にいたフランス警察官が撮影をさえぎった。キム君は急ぎ足で寮の中に消えた。
キム君は今年、ボスニアの国際学校ユナイテッドワールドカレッジ・モスタル分校を卒業し、8月にパリ政治学院に入学した。最近、張成沢粛清事件の前後から姿を現さなくなった上に寮の郵便受けの名札まで消えたため、潜伏したのではないかとの憶測を呼んでいた。
特に14日付の労働新聞で「(真の革命家は)彼が誰であっても首領を知らずにあえて挑戦してくるのであれば、たとえ血を分けた血縁でもためらいなく懲罰の銃口を突きつける竹を割ったような人」という表現などが出てくる中で、キム君の身辺に関して緊張感がただよった。キム君は昨年10月、フィンランドテレビとのインタビューで「父(金正男)は政治に関心がなかった」として「祖父(金正日)と叔父(金正恩)のどちらにも(私は)会ったことがなくて、彼(金正恩)がどのようにして独裁者(dictator)になったのか分からない」と答えていた。
金正男の所在はいまだに確認されていない。マカオを拠点に北京などを行き来して生活してきた金正男は、金正恩が権力を継承した時点を前後に行方をくらました。最近シンガポールなどの東南アジア諸国で目撃されたという話もある。金正男はこれまで張成沢と秘密裏に接触して経済的支援をずっと受けていたことが分かった。
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