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「北が不安定で危険、韓米関係はさらに強まるべき」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

エイブラハム・キム所長は「韓国のTPP参加は政治外交的な問題になった。戦略的に接近する必要がある」と述べた。

外交は結局、「人」の問題だ。相手国の誰をどれほど深く知っているかが、その国の外交の質を決めるという言葉もある。在米韓国人2世のエイブラハム・キム氏(42)の親友およびメンターの目録にはヒラリー・クリントン元米国務長官、カート・キャンベル元国務次官補、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官、張達重(チャン・ダルジュン)ソウル大教授など韓米の外交関係者が多い。キム氏は米モンタナ大学のマンスフィールド財団所長だ。韓半島(朝鮮半島)専門家として日本で開かれた外交フォーラムへの出席を兼ねて故国を訪問したキム氏に12日会った。ソウルで生まれ、10代初めに米国に留学したキム所長は、一部の在米韓国人2、3世とは違い、できる限り韓国語で質問に答えようとした。

--韓米自由貿易協定(FTA)の締結に影で貢献したと聞いている。

「韓米経済研究所(KEI)副所長だった頃、米国内の企業、特にFTAに対する理解度が相対的に低い中小企業を訪問しながら説得した。FTAがもたらすプラスの効果を強調した。マイナスの認識は韓国に劣らず米国内でもかなり多かった」


--最近バイデン米副大統領が訪韓した際、「米国の反対側にベッティングするな(bet against the U.S)」という発言をめぐり論争があった。

「通訳上の誤解があったとみている。バイデン副大統領は自分だけの言葉や冗談を好んで使う。“ベッティング”という言葉に外交的な警告の意味が込められているとは全く思わない」



「北が不安定で危険、韓米関係はさらに強まるべき」(2)

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