2002年10月26日、北朝鮮の高位経済視察団として韓国を訪れた張成沢(チャン・ソンテク)党中央委員会第1副部長(当時)。パク・ナムギ北側視察団長(2010年処刑)がソウル三成洞(サムソンドン)の貿易センターでキム・ジェチョル韓国貿易協会長と握手をしていた。北朝鮮の視察団一行は当時8泊9日の日程で滞在した。(写真=中央フォト)
当時、張成沢は高級なグレーの洋服に浅い茶色のカラー入り眼鏡をかけていた。左側の胸に付けている金日成(キム・イルソン)バッジ(肖像徽章)さえなければ北朝鮮の人には見えないほどだった。「ソウルを訪れた所感がどうか」という記者たちの質問が続くと彼は「団長先生に尋ねてください!」とだけ答えた。返事は短かったが、南側メディアに対しても緊張するようではなく、余裕のある態度だった。
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