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<張成沢処刑以後>叔父処刑後に笑顔で現れた金正恩(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が14日、明るい笑顔で馬息嶺(マシクリョン)スキー場に姿を現した。叔父の張成沢(チャン・ソンテク)を処刑(12日)してから2日後だ。金正恩は「思う存分、滑走しながら笑って楽しむ人民と青少年・学生たちのことを考えれば、心が満たされる」とし、喜びを表したと、労働新聞が15日付で報じた。

馬息嶺スキー場の工事は当初、数年かかる予定だったが、1年足らずの今月中に完工する計画だ。北朝鮮はこれを「馬息嶺速度」と呼びながら住民を督励してきた。張成沢処刑にもかかわらず、権力の掌握に異常がないことを誇示しようというのが、馬息嶺スキー場での笑みに込められたコードだと解釈されている。「建設中心」政策と「馬息嶺速度」は今後も続けるという意味でもある。

東海岸の江原道元山地域にある馬息嶺スキー場への訪問は、随行員を最小化し、身軽な地方行きだった。「平壌(ピョンヤン)を空けても全く問題はない」ことを誇示しようという行動である可能性もある。


金正恩の誇示性の動きとともに、張成沢処刑後に去就が注目された叔母の金敬姫がひとまず健在であることが15日、明らかになった。13日に89歳で死去した金国泰(キム・グクテ)国家検閲委員長の葬儀委員会の名簿に、金敬姫は6番目に名前があった。金日成(キム・イルソン)のパルチザン同僚、金策(キム・チェク)の息子である金国泰の葬儀の序列を見ると、処刑後ベールに包まれていた平壌権力内部が見えるというのが、専門家らの指摘だ。

全星勲(チョン・ソンフン)統一研究院長は「白頭血統」(金日成の家系)の純潔性のため張成沢を処刑したと明らかにした金正恩が、血統の最年長女性の金敬姫を粛清することはできなかったようだ」と話した。これと関連し、日本の朝日新聞は14日、「金敬姫が処刑直前に張成沢と離婚したという情報がある」と報じた。

葬儀委は金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が委員長を務め、朴奉珠(パク・ボンジュ)首相、崔竜海(チェ・ヨンヘ)軍総政治局長が後に続いた。朴奉珠は党政治局拡大会議の席上で張成沢を公開批判した人物だ。



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