呉昇桓（オ・スンファン、３１）が「１０球ほど投げればマウンドに行ける」と阪神の和田豊監督に約束した。

日本のサンケイスポーツは１３日、呉昇桓が１１日、球団関係者と会食した席で、「（ブルペンで) １０球くらい投げればマウンドに立てる」と話した、と伝えた。マウンドに上がる前にブルペンで１０球ほど投球すれば、十分に肩ができ上がるという意味だ。

阪神には心強い言葉だ。阪神は今季、確実な抑え投手の不在で苦戦した。呉昇桓に大きな期待を抱いている和田監督をはじめ、球団側は強烈な印象を受けたという。


特に同紙は「試合の状況を見ながら、慎重に肩を作っていくストッパーが多い中、呉昇桓に限れば、スタッフが神経質になる必要はない」と伝えた。続いて「阪神は８月２０日のＤｅＮＡ戦（横浜）で７点リードを守れず大逆転負けを喫した」とし「予期せぬ出番になっても、韓国球界最多の２７７セーブを積み上げたエキスパートは慌てることはない」と伝えた。

呉昇桓は１３日、大阪で入団式に出席した後、帰国する予定だ。