高麗(コリョ)大学北朝鮮学科のチョ・ヨンギ教授は「過去にも北朝鮮は対内的な動揺をぐっとつかんで結束を固めようと、韓国哨戒艦『天安』事件のような強力な形の軍事的挑発を試みてきた」として「今回も北朝鮮が追加の核実験カードを対内的な用途として使って、内部の結束と体制安定を模索する可能性がある」と分析した。
特に核・経済の並進路線を支持してきた張成沢の粛清以後、30~50代の新進軍部の勢力が大挙して前面に登場する可能性があり、この過程で対南武力挑発などのカードを使う可能性が高くなったという評価だ。核・ミサイル開発は軍部の影響力を拡大して位置づけを強化させる手段になるため軍部から支持を受けている。前回の第3次核実験も新軍部エリートの主導で行われたと伝えられている。張成沢が北朝鮮内の親中国要人として北中間の「連結の輪」の役割を果たしてきたという点も、こうした展望に拍車をかけている。これまで中国は6カ国協議議長国として北朝鮮の追加核実験を阻止する安全ピンの役割をしてきた。北朝鮮の第3次核実験後、国連安保理の追加制裁決議案に同意して制裁品目を強化したのが代表的だ。
特に核・経済の並進路線を支持してきた張成沢の粛清以後、30~50代の新進軍部の勢力が大挙して前面に登場する可能性があり、この過程で対南武力挑発などのカードを使う可能性が高くなったという評価だ。核・ミサイル開発は軍部の影響力を拡大して位置づけを強化させる手段になるため軍部から支持を受けている。前回の第3次核実験も新軍部エリートの主導で行われたと伝えられている。張成沢が北朝鮮内の親中国要人として北中間の「連結の輪」の役割を果たしてきたという点も、こうした展望に拍車をかけている。これまで中国は6カ国協議議長国として北朝鮮の追加核実験を阻止する安全ピンの役割をしてきた。北朝鮮の第3次核実験後、国連安保理の追加制裁決議案に同意して制裁品目を強化したのが代表的だ。
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