民主党のヤン・スンジョ最高委員が9日、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領殺害事件を取り上げて朴槿恵(パク・クネ)大統領がそのような前てつを踏みかねないと主張して与党の強力な反発を買った。民主党チャン・ハナ議員が8日、朴槿恵大統領の下野を要求して論争を起こした翌日のことだ。
ヤン最高委員はこの日、党最高委員会議で「朴正熙元大統領は中央情報部を武器に、公安統治と維新統治を行ったが、自ら作った武器によって暗殺されることは予想できなかった」としながら「朴槿恵大統領は新公安統治と新維新政治で、朴正熙元大統領の前轍を踏みかねないという国民の警告をかみしめなければいけない」と主張した。「朴槿恵大統領は朴正熙元大統領の教訓を他山の石としなければならない」ともした。
これに対し青瓦台(チョンワデ、大統領府)の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)広報首席は記者会見で「大統領が暗殺の前てつを踏みかねないと言ったのは言葉の殺人であり、綱紀びん乱で民主主義に対する挑戦」としながら「朴槿恵大統領に対する危害を扇動・助長する恐ろしいテロ」と批判した。李首席は「朴槿恵大統領は母親と父親を凶弾で失い、自身もまたテロにあって命を失うところだった。いくら嫌いだとしても、このような形で心に大釘を打ち込むようなことはやめなければならない」としながら「国家と国民に対する冒とくであり、到底許すことはできない薄情な話であり、国を駄目にする意図」と付け加えた。李首席は記者会見の途中で感情がこみ上げて涙声で話す一幕もあった。
セヌリ党議員は議員総会を開いてヤン、チャン両議員の議員辞職を促す決議文を採択し、10日、2人の議員に対する議員職除名案を提出することにした。彼らは「チャン議員の大統領選挙不服妄言は100万票以上の票差で大統領を当選させた国民に対する冒とく行為であり、不幸だった個人の家族史を揺るがして現職大統領を呪ったヤン議員の発言は国会議員の資質を疑いかねない行為」と非難した。
黄祐呂(ファン・ウヨ)代表は緊急最高委員会議を開いた後、柳一鎬(ユ・イルホ)報道官を通じて民主党キム・ハンギル代表の謝罪と再発防止対策を要求した。柳報道官は「大統領選挙が不公正だったなどの発言を持続的にしてこの事態の背後の操縦者として疑いをかけられている文在寅(ムン・ジェイン)議員も立場を明らかにしなければならない」と圧迫した。
ヤン最高委員は「青瓦台とセヌリ党が度を越したわい曲・偏向的解釈と非難をしている」として「前てつを踏むという話は、朴槿恵政権の公安統治が、新維新政治時代になるようだという国民の憂慮をしっかりかみしめろとの意」との反論声明を出した。さらに「李貞鉉首席が大統領暗殺について述べたが、行き過ぎた想像力の表現」としながら「そのような考えは全くしてみたことはないが、どうしたらそのようなぞっとする発言を口にできるのか恐ろしい。そんな考えなら総体的な難局を解決できる人がただひたすら朴槿恵大統領だけだというのか」と問い直した。
キム・ハンギル代表もセヌリ党の謝罪と懲戒要求を拒否し、金寬永(キム・グァンヨン)首席報道官は「個人的に釈明すること」として一線を引いた。
だが、匿名希望の党指導部要人は「安哲秀(アン・チョルス)議員と地方選挙をめぐって競争しなければならない民主党にとって良いことはない」と困惑していた。
ヤン最高委員はこの日、党最高委員会議で「朴正熙元大統領は中央情報部を武器に、公安統治と維新統治を行ったが、自ら作った武器によって暗殺されることは予想できなかった」としながら「朴槿恵大統領は新公安統治と新維新政治で、朴正熙元大統領の前轍を踏みかねないという国民の警告をかみしめなければいけない」と主張した。「朴槿恵大統領は朴正熙元大統領の教訓を他山の石としなければならない」ともした。
これに対し青瓦台(チョンワデ、大統領府)の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)広報首席は記者会見で「大統領が暗殺の前てつを踏みかねないと言ったのは言葉の殺人であり、綱紀びん乱で民主主義に対する挑戦」としながら「朴槿恵大統領に対する危害を扇動・助長する恐ろしいテロ」と批判した。李首席は「朴槿恵大統領は母親と父親を凶弾で失い、自身もまたテロにあって命を失うところだった。いくら嫌いだとしても、このような形で心に大釘を打ち込むようなことはやめなければならない」としながら「国家と国民に対する冒とくであり、到底許すことはできない薄情な話であり、国を駄目にする意図」と付け加えた。李首席は記者会見の途中で感情がこみ上げて涙声で話す一幕もあった。
セヌリ党議員は議員総会を開いてヤン、チャン両議員の議員辞職を促す決議文を採択し、10日、2人の議員に対する議員職除名案を提出することにした。彼らは「チャン議員の大統領選挙不服妄言は100万票以上の票差で大統領を当選させた国民に対する冒とく行為であり、不幸だった個人の家族史を揺るがして現職大統領を呪ったヤン議員の発言は国会議員の資質を疑いかねない行為」と非難した。
黄祐呂(ファン・ウヨ)代表は緊急最高委員会議を開いた後、柳一鎬(ユ・イルホ)報道官を通じて民主党キム・ハンギル代表の謝罪と再発防止対策を要求した。柳報道官は「大統領選挙が不公正だったなどの発言を持続的にしてこの事態の背後の操縦者として疑いをかけられている文在寅(ムン・ジェイン)議員も立場を明らかにしなければならない」と圧迫した。
ヤン最高委員は「青瓦台とセヌリ党が度を越したわい曲・偏向的解釈と非難をしている」として「前てつを踏むという話は、朴槿恵政権の公安統治が、新維新政治時代になるようだという国民の憂慮をしっかりかみしめろとの意」との反論声明を出した。さらに「李貞鉉首席が大統領暗殺について述べたが、行き過ぎた想像力の表現」としながら「そのような考えは全くしてみたことはないが、どうしたらそのようなぞっとする発言を口にできるのか恐ろしい。そんな考えなら総体的な難局を解決できる人がただひたすら朴槿恵大統領だけだというのか」と問い直した。
キム・ハンギル代表もセヌリ党の謝罪と懲戒要求を拒否し、金寬永(キム・グァンヨン)首席報道官は「個人的に釈明すること」として一線を引いた。
だが、匿名希望の党指導部要人は「安哲秀(アン・チョルス)議員と地方選挙をめぐって競争しなければならない民主党にとって良いことはない」と困惑していた。
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