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『総理と私』の少女時代ユナ、きわ立つ演技の幅!

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

少女時代のユナ。

少女時代のユナ(23、本名イム・ユナ)が「女優イム・ユナ」としての幅広い演技スペクトラムを見せた。

ユナは9日午後10時に初放送されたKBS(韓国放送公社)第2テレビの新しい月火ドラマ『総理と私』で「キャンダル芸能ニュース」の熱愛報道専門記者ナム・タジョン役で出演した。ナム・タジョンは痴呆症で療養院にいる父親(イ・ハンウィ扮)の入院費を工面するために特ダネボーナスを狙う人物。この日の放送でユナは特ダネのためなら体面も気にしない姿から相手の心を動かす率直さまで自由自在に披露して視聴者たちの釘づけにした。

大胆かつ突飛な姿は、ドラマへの興味を確実に引き上げた。ユナは国務総理(首相)内定者のイ・ボムス(クォン・ユル扮)と公報室長チェ・ジョンアン(ソ・ヘジュ扮)の関係を暴くために家の外に置かれたごみ箱をあさる熱意あふれる姿で観る人々を驚かせた。この姿をイ・ボムスの随行課長ユン・シユン(カン・インホ扮)に見つかると流ちょうな日本語を駆使して自分が日本人だと言い張るしらじらしさで視聴者たちを笑わせた。それだけでなく自分を無視するほかのメディアの記者たちに荒っぽい言葉を飛ばすくだけた姿も披露した。


何より人間的な姿は観る人々の心を動かした。他メディアの記者から取り調べを受けるイ・ボムスの息子を助けた後、母親のように見守り、イ・ボムスが妻を失ったという事実を後で知ると「それも知らずに最も大変だった瞬間を尋ねてしまった。申し訳なくてどうしたらいいのだろうか」と言って憂いに充ちた表情もつくった。病院にいる父親を細やかに世話をして心の中で「私は結婚せずにお父さんのそばにいよう」と改めて覚悟する孝心にあふれた姿で深い感動に包まれた。

ユナは優しい目つきの演技から父親のために世の中を切り抜けていくりりしさまで自然にこなしてドラマへの感情移入を高めた。放送の最後には図らずもイ・ボムスとのスキャンダルに巻き込まれる姿が描かれて目を引いた。今後イ・ボムスとどんな関係を描くのか、ますます好奇心がそそられる。

『総理と私』は最年少の国務総理(イ・ボムス)と熱愛専門パパラッチ記者(ユナ)が結婚して繰り広げられるロマンチックコメディドラマだ。



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