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外国人投資資金、韓国から台湾の証券市場へ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
台湾のほかにも今年に入り20%以上成長したベトナム株式市場の成果も目につく。国営航空会社のベトナム航空の企業公開など政府の果敢な民営化政策が市場を引き上げた動力に挙げられる。ベトナム市場にも今年に入って外国人資金が流入した。これに対し反政府デモが高まっているタイは今年に入って54億ドル以上の外国人資金が流出した。慢性的な経常赤字のため昨年夏に危機説が出たインドネシアでは外国人が今年12億ドルを売った。

グローバルファンドの動向を見てもこうした新興国内での差別化現象は明確に見られる。グローバルエマージングファンドの場合、この6週間で資金流出が起きている。韓国と台湾、中国が含まれたアジア新興国ファンドではこの3週間に資金が入っている。現代証券のイ・ヨンジュン研究員は、「同じユーロを使うからとユーロ圏は単一投資対象ではないと言われるのに、まして通貨まで異なる新興国市場を単一で見ることができるだろうか。来年の量的緩和縮小後も新興国の株価は二極化の姿を見せるだろう」と予想した。

韓国、台湾、ベトナムの証券市場が改善してはいるが先進国中心の動きを予想する専門家が多い。東洋証券のキム・フジョン研究員は、「今年は米国と欧州のファンドが30%、日本ファンドが40%近く成長した。これに対し新興国ファンドは1けた台の利回りを見せた。来年も今年と似た現象が現れるだろう」と予想した。海外ファンドに加入する場合、先進国中心に組まなければならないという話だ。






外国人投資資金、韓国から台湾の証券市場へ(1)

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