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張成沢の親戚、強制離婚後に処罰の可能性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
張成沢(チャン・ソンテク)の親戚に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の処罰が広がる雰囲気だ。

政府当局者は8日、「張成沢の甥の張勇哲(チャン・ヨンチョル)駐マレーシア大使と義兄の全泳進(チョン・ヨンジン)駐キューバ大使の家族が5日に緊急召還された」とし「2人の召還は調査の目的もあるが、処罰を念頭に置いて行われたと把握している」と述べた。

この当局者は「通常、大使が本国から召還される場合、大統領を訪問したり、該当国の外務省であいさつをして離れるのが慣例」とし「今回は緊急召還で正常な手続きも踏めなかったと聞いた」と伝えた。


親戚の第3国亡命を防ぎ、処罰を通じて周囲に警戒心を与えるため、急いで召還が行われたということだ。海外にいる親戚だけでなく平壌にいる親戚も処罰の対象となる可能性が高いというのが、政府当局の判断だ。

別の政府関係者は「張部長が左遷など数回の処罰を受けたが、家族に連座制が適用されたことはなかった」とし「それほど懸案が重いということ」と説明した。この関係者は「『金日成(キム・イルソン)主席の婿である張成沢とその家族も処罰の例外にはならない』という認識を住民に与えようという意味もあるようだ」とし「張成沢部長の映像が金正恩記録映画から削除され、最側近2人(李龍河行政部第1副部長、張秀吉副部長)が銃殺された状況であることを考えれば、親戚を強制離婚させて不正容疑がある場合は法的な処罰に拡大する可能性がある」と話した。

脱北した黄長ヨプ(ファン・ジョンヨプ)元労働党国際担当秘書と業務上の過失で処刑された朴南基(パク・ナムギ)党財政計画部長の家族なども同じ道を歩んだ。黄元秘書と朴元部長の家族はすべて強制離婚されられただけでなく、高位職を剥奪され、地方に追い出された。

しかし政府当局者は「張成沢夫婦は金正日(キム・ジョンイル)総書記が結婚を取り持っただけに、強制離婚は避けられ、自宅軟禁、または地方で肉体労働となる可能性がある」と話した。金正日は当初、金日成とともに2人の結婚を反対していたが、金敬姫が病気で倒れるほど結婚を望んだため、結局、結婚を支持した。



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