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【噴水台】ユネスコを魅了したのはキムチ自体より分かち合う文化

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国の代表的な食文化である「キムチ作り文化(Kimjang:Making and Sharing Kimchi)」がユネスコ人類無形遺産に登録された。

『大根、白菜を採ってキムチを漬けよう/前の小川の水できれいに洗って塩加減合わせて/唐辛子 ニンニク ショウガ ネギに/塩辛キムチ チャンアチと/大甕の側にチュンドゥリ・パテンイに壷/日の当る場所に穴を掘ってわらで包んで深く埋め/種取用の大根に熟れた栗やどんぐり 一斗も凍らないよう保管しよう…』

チョン・ハギュ(1786~1855)の作品で知られる歌辞『農家月令歌』の十月令を見れば、19世紀にはキムチ漬ける風習が広く定着していたようだ。唐辛子や粉唐辛子がキムチ作りに使われたのも1800年代以後であった。文献から推察すると17~18世紀は塩漬けや酢漬けキムチが一般的だった。当時はキムチに赤味を出したければ鶏頭花を利用したという。

朝鮮後期の文人でありチョン・ヤギョンの次男であるチョン・ハギュが実際にキムチを作ってみてこのくだりを書いたのだろうか。京畿道(キョンギド)楊州(ヤンジュ)で自ら農作業をした方だから、その可能性もあるだろうが、どうしても女性や使用人たちが代わりに苦労したのではないかと思う。だとしても、家父長時代の礼儀正しい儒学者が農村風習を全季節あれこれのぞいて観察して文に移す姿を想像すればなぜかほほえましく思う。


先日、地方の妻の姉の家に行ってキムチ作りをした。正確に言うと、私はキムチ作りをしたのでなく見物だけした。妻の姉妹と夫の4組の夫婦が集まったが男たちは特にすることがなかった。昔であれば、ツルハシとシャベルでキムチを保存する穴でも掘ったはずなのに、キムチ漬ける方法が分からないため、重いタライを運んだり、薬味筒を運んで行くような雑務しかなかった。ハクサイ百株余りにカクテキ、チョンガーキムチ、ネギキムチ、そしてトンチミまで。2泊3日のばかにならない作業だった。妻の姉の家が中庭がある一戸建て住宅だったからよかったものの、マンションだったらとんでもないことだ。朝早くハクサイを塩水に漬けた後、途中上下を2回ほどひっくり返して、一方で薬味を作ってニンニクをむいてネギを整えて……。生の海老の値段がそんなに高いとは知らなかった。女性たちの顔色を見て作業場をのぞき込んだおかげで農家月令歌のチュンドゥリ・パテンイ(大甕より小さい陶器の種類)に該当する、大小のプラスチックの入れ物にキムチを満杯に入れて帰宅の途につく時は、心が満たされていた。

昨日開かれた第8次ユネスコ無形遺産委員会で韓国のキムチ作り文化が人類無形遺産に登録された。農家月令歌にも入れられた韓国固有の風習が国際的に公認されたようで、うれしいことだ。ユネスコは韓国のキムチ作りを「キムチを作って分ける(Making and Sharing Kimchi)」文化として高く評価した。食べ物自体も良いが、共同体が力を合わせ作り出した成果物を皆が共有する伝統こそ人類の大切な遺産だと見たのだ。昔、海外特派員生活をしていた時、現地の人たちが嫌がるかと思って、わざわざ朝食ではキムチを食べずに出勤した記憶が浮び上がる。感慨が新しい。

ノ・ジェヒョン論説委員・文化専門記者



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