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張成沢、金正恩の逆鱗に触れる?…第2人者としての行動が目にあまって失脚か(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長が、執権2年目に入って速度を上げている金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の政策を強く批判してきたと、韓国政府の当局者が4日伝えた。また、金正恩が主管する行事でよそ見をしたり体を歪めたり、緊張感のない姿勢を見せていたことが確認された。

対北朝鮮消息筋は「北が最近発表した14カ所の経済特区を選定する過程で、張成沢が『羅津(ナジン)は腐った』で発言するなど経済特区拡大措置に反対した」とし「金正恩が企業や機関に自立権を与え、生産成果を上げる独立採算制を拡大して実施することに対しても時期尚早という立場を見せた」と話した。

北朝鮮の特区選定と独立採算制の拡大は金正恩の野心に満ちた経済プロジェクトだった。張成沢は開放派に分類される人物で、金正恩を支援して北朝鮮の開放を導いていくと期待されていた。それだけに、こうした張成沢の発言は意外と受け止められている。


開城工業団地の閉鎖問題でも金正恩に反対したという。張成沢は3月、夫人の金敬姫(キム・ギョンヒ)党書記に「指導者同志(金正恩)はあなた(金敬姫)の話は聞くので(工業団地の閉鎖は)いけないということを話してほしい」と要求したことを情報当局は把握している。

昨年12月に国家体育指導委員会の委員長として権力の中心から一歩退いていたが、南北関係や国際社会の反響などを考慮すべきという理由で直・間接的に影響力を行使しようとしたのだ。結果的に張成沢のこうした動きが金正恩には不都合だったという解釈が出ている。裏で反旗を翻す姿であるからだ。金正恩の立場では後見人としての助言ではなく、権威に対する挑戦と受け止める可能性があったというのが、政府当局者の評価だ。



張成沢、金正恩の逆鱗に触れる?…第2人者としての行動が目にあまって失脚か(2)

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