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KOTRA社長「来年の輸出、中国・イラン・日本に戦略的対応を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の呉永鎬(オ・ヨンホ)社長。

大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の呉永鎬(オ・ヨンホ)社長が新年の話題として「啐啄同時(そったくどうじ)」を提示した。

「(ひなが卵から生まれようとする際に)ひなと親鶏が内と外から一緒に卵をつつく」という意味の四字熟語で、国民・企業・政府が一致協力して成長の突破口を開かなければならないということだ。呉社長は3日、ソウル鍾路(チョンノ)のあるレストランで記者懇談会を開いて「今年まで3年連続で貿易1兆ドルを達成したが、ここに安住していてはいけない」として「国際社会で信頼を高めて世界経済の同伴成長にも寄与しなければならないだろう」と話した。特に中国・イラン・日本と戦略的関係を結ばなければならないと強調した。中国は先月閉幕した「共産党第18期中央委員会第3次会議(3中全会)」で、輸出によって国富を増やす過去路線を修正して、内需を育てて対外開放の拡大、産児制限の緩和、新都市化の促進などを推進する第1期改革・開放に乗り出すと発表した。呉社長は「KOTRAが国内企業の中国市場の進出をサポートして上海自由貿易地帯(FTZ)、韓中FTAなどについての情報を積極的に提供する」と話した。

呉社長はまた「イランは先月の核交渉の妥結により経済制裁が緩和されて自動車部品や石油化学製品を新規輸出できる」として「来年を中東最大市場であるイラン攻略に拍車を加える元年としなければならないだろう」と主張した。


日本の場合、今年は円安の影響で輸出が7.4%減少し、来年もウォン-円為替レートが平均900ウォン台で固定化する可能性が大きく、両国の経済依存性を高められる大型事業を推進しなければならないと話した。

来年には新興国との共生協力もさらに拡大する予定だ。呉社長は「韓国の開発経験を伝授する『グローバルセマウル運動3.0』を普及させて、新興国と採用説明会を双方向で開いて国際社会での韓国の位置づけを広げる」と付け加えた。



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