イラスト=カン・イルグ。
中国軍はすでにその区域でTu154偵察機1機とY-8早期警報機1機を動員し航空警戒活動を始めた。するとこれに刺激された日本はF-15戦闘機2機を動員しこの区域を通過するようにした。米国は以前に計画された訓練の一環としてB-52爆撃機2機をこの区域に出撃させ中国が設定した新しい区域に異議を提起した。中国は今回のCADIZ拡大が一般的な国際慣行に従ったものと主張する。しかし米国と日本はこの区域拡大に対し明確に拒否の立場を明らかにした。米国のケリー国務長官とヘーゲル国防長官はすぐに中国の行動が一方的な上、潜在的に領土拡張の意図がみられるとして強く非難した。ヘーゲル長官は特に中国の行動がこの地域の現状に対する変化を意味する不安誘発行為だと指摘した。
【コラム】中国との個別取引がもたらす結果=韓国(2)
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