KOSPI上場企業の7-9月期実績は不振を免れなかった。売上額・営業利益が小幅に増えたが純利益は減少し薄商いとなった。韓国取引所が2日に明らかにしたところによると、連結財務諸表を提出した12月決算のKOSPI上場企業572社のうち495社の7-9月期売上額は1368兆ウォン(約132兆円)で前年同期比2.13%増、営業利益は83兆ウォンで5%増となった。だが、純利益は57兆ウォンで2.78%減少した。韓国取引所有価証券市場本部のファン・ホジン公示総括チーム長は、「電機電子業種の売り上げ増加でも鉄鋼、石油化学、造船業種の業況改善が振るわず市場全体の売上額は前年比で小幅の増加にとどまった。ここに内需不振とウォン高で収益性はさらに悪化した」と分析した。
減った純利益も一部企業への偏りが深刻だった。純利益上位5位のサムスン電子、現代(ヒョンデ)自動車、起亜(キア)自動車、現代モービス、SKハイニックスの純利益総額は37兆4800億ウォンで、全純利益の65%を占めた。この中でも1年前より純利益が増えたのはサムスン電子とSKハイニックスだけだった。純利益上位20社のうち13社で純利益が減った。ポスコの場合、1年前より純利益が8000億ウォンと40%近く減少した。
今年初めから9月まで個別財務諸表基準で赤字だった企業は152社でKOSPI上場企業の4社に1社の割合だった。赤字企業のうち半数近くが今年初めて赤字に転落したところだ。大信証券のイ・ギョンミン研究員は、「7-9月期の景気回復動向が一部企業に限定され、業種全般に広がらなかったことが業績にそのまま現れた」と話した。実際に業種別の成績を見ると、繊維衣服、医薬品、電機電子などを除くとほとんどで当期純利益が減少した。特に化学、流通、鉄鋼など主要基幹産業とサービス、流通など内需産業は投資と消費需要の回復が遅れ黒字規模が大幅に減った。
コスダック上場企業の事情はさらに悪かった。連結財務諸表を提出した691社のうち621社を分析した結果、売上額は前年同期比10.77%増えた。だが営業利益は1.83%、純利益は8.88%減少した。
減った純利益も一部企業への偏りが深刻だった。純利益上位5位のサムスン電子、現代(ヒョンデ)自動車、起亜(キア)自動車、現代モービス、SKハイニックスの純利益総額は37兆4800億ウォンで、全純利益の65%を占めた。この中でも1年前より純利益が増えたのはサムスン電子とSKハイニックスだけだった。純利益上位20社のうち13社で純利益が減った。ポスコの場合、1年前より純利益が8000億ウォンと40%近く減少した。
今年初めから9月まで個別財務諸表基準で赤字だった企業は152社でKOSPI上場企業の4社に1社の割合だった。赤字企業のうち半数近くが今年初めて赤字に転落したところだ。大信証券のイ・ギョンミン研究員は、「7-9月期の景気回復動向が一部企業に限定され、業種全般に広がらなかったことが業績にそのまま現れた」と話した。実際に業種別の成績を見ると、繊維衣服、医薬品、電機電子などを除くとほとんどで当期純利益が減少した。特に化学、流通、鉄鋼など主要基幹産業とサービス、流通など内需産業は投資と消費需要の回復が遅れ黒字規模が大幅に減った。
コスダック上場企業の事情はさらに悪かった。連結財務諸表を提出した691社のうち621社を分析した結果、売上額は前年同期比10.77%増えた。だが営業利益は1.83%、純利益は8.88%減少した。
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