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映画を28秒でダウンロード…SKテレコム、3倍速い「広帯域LTE-A」発表

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

f(x)ソルリと少女時代ユナ(左側から)が「広帯域LTE-A」を試演している。(写真=SKテレコム)

28日午前、京畿道城南市のSKテレコム盆唐社屋。55インチの大型テレビを無線網につなぐと、フルHDより4倍も鮮明なUHD放送がストリーミング(データを受信しながら同時に再生)で映し出された。多彩な珊瑚礁・熱帯魚の姿が途切ることなく自然な形で画面に流れた。この日、SKテレコムが韓国国内で初めて発表した「広帯域LTE-A」を活用した場面だ。

800メガバイト(MB)容量の映画1本のダウンロードに30秒もかからない次世代無線通信技術が公開された。SKテレコムはこの日、京畿道城南市盆唐社屋で技術試演会を開き、最高速度225Mbpsを実現する広帯域LTE-Aを紹介した。

“2車線道路”(1.8GHz周波数の20MHz帯域幅)と“1車線道路”(800MHz周波数の10MHz帯域幅)を周波数集成技術(CA=Carrier Aggregation)で束ねて速やかにデータを積み出す技術だ。現在、韓国国内では2車線道路を利用したり(広帯域)1車線道路2本を束ねる技術まで導入されている。従来のLTEより2倍速いLTE-Aだ。


しかしSKテレコムは広帯域とCAを同時に適用し、LTEより3倍速いネットワークを構築した。来年下半期に商用化されれば、高容量・高画質のモバイルコンテンツをよりいっそう便利に利用できる。例えば広帯域LTE-Aは800MBの映画1本をダウンロードする場合、28秒(最高速度基準)で可能だ。一方、3Gは7分24秒、LTEは1分2秒、LTE-Aは43秒がかかる。

当初、SKテレコムは広帯域LTE-A技術開発時点を来年初めと予想していたが、今年11月末に時期を操り上げた。しかしこの技術が直ちに商用化されるわけではない。端末で225mbpsを処理するプロセッサ(AP)やメモリーなどチップセットがまだ整っていないからだ。SKテレコムは225Mbps速度用のチップセットを搭載したスマートフォンが発売される来年下半期に、本格的にスマートフォン基盤広帯域LTE-Aサービスを商用化できるとみている。

SKテレコムのチェ・ジンソンICT技術院長は「次の段階である3つの道路を束ねて速度を上げる3バンドLTE-A技術の開発でも一歩リードすることになった」とし「3つの周波数帯域を束ねることになれば、最大300Mbps以上の無線ダウンロード速度を実現できるだろう」と説明した。

SKテレコムは早ければ2015年初めに国内に3バンドLTE-Aを出せると見込んでいる。一方、KTとLGユープラスも来年下半期の広帯域LTE-Aサービス開始を目標に試演会を準備している。

このように2011年に韓国国内にLTEが導入された後、無線通信の速度が向上し、超高画質・超高容量モバイルコンテンツの利用はさらに活性化する見通しだ。SKプラネットによると、高画質・高容量コンテンツのTストアのVOD利用率は2011年の17%から昨年は30%、今年は37%と毎年急増している。



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