中国の崛起が徐々に東アジア地域の勢力地図を揺るがしている。遠からず米国を追い越すという経済力を基礎に、米国が築いた国際秩序を崩し、自分が覇権を行使する新たな秩序をつくるということだ。
これを黙って眺める米国ではない。環太平洋経済連携協定(TPP)、日米同盟の強化など、さまざまな政治・経済・軍事的手段を動員し、中国の崛起を阻止し始めた。この数十年間に存在感が弱まった日本も、米国が繰り広げる防御戦で先鋒の役割を自認し、捲土重来を狙っている。
【コラム】荒波の北東アジア…楚の歌が聞こえないのか(2)
これを黙って眺める米国ではない。環太平洋経済連携協定(TPP)、日米同盟の強化など、さまざまな政治・経済・軍事的手段を動員し、中国の崛起を阻止し始めた。この数十年間に存在感が弱まった日本も、米国が繰り広げる防御戦で先鋒の役割を自認し、捲土重来を狙っている。
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