韓国の国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキングが２ランクアップしたが、アジアでは依然として３位にとどまった。２８日（日本時間）、ＦＩＦＡが発表した１１月のＦＩＦＡランキングで韓国は５４位に上がった。

韓国は５７７点で１０月（５６位）よりも２ランクアップした５４位となった。１０月に続き２カ月連続上昇の勢いだ。韓国はロシアを相手に１－２で敗北しポイントを追加できなかったが、強豪スイスを２－１で破った試合で５３８．４７点を追加した。一方、点数集計から外された２００９年１１月にはセルビア（０-１）とデンマーク（０-０）を相手に１引き分け１敗に終わり１６０．０３点だけ追加した。ＦＩＦＡランキングは４年間の試合結果に複雑な加重値を適用して点数を出した後、平均を出した結果によって決められる。除外された月よりも良い成績を上げれば順位を引き上げることができる。

全体順位は上がったが、アジアでは依然として３位にとどまった。イランは４ランクアップした４５位、日本は４ランク下落した４８位になった。日本はベルギーとオランダを相手に１勝１引き分けと良い成績を出したが、集計方式にともなう点数アップは４点に過ぎなかった。


全体の１～４位はスペイン・ドイツ・アルゼンチン・コロンビアで同一だった。ポルトガルが９ランクも上げた５位、ブラジルが１ランク上げた１０位となり１０位圏に戻った。そのほか６位ウルグアイ、７位イタリア、８位スイス、９位オランダが上位圏を形成した。ベルギーは５位から１１位へと大幅に順位を落とした。