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<野球>“石直球”呉昇桓、“蛇直球”林昌勇の道を歩む?(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

林昌勇(イム・チャンヨン、37、左)と呉昇桓(オ・スンファン、31)。

呉昇桓(オ・スンファン、31、阪神)と林昌勇(イム・チャンヨン、37、シカゴ・カブス)は似た点が多い。投球フォームは違うが、右投げの抑え投手として韓国で頂点に立った。2人ともひじの手術を受けた経歴があり、強力なストレートが最高の武器だ。林昌勇はヤクルトと年俸3000万円、呉昇桓は阪神と年俸3億円で契約し、入団条件は全く違うが、32歳で日本で最初のシーズンを迎える点は同じだ。2人はサムスン・ライオンズで一時ルームメートとなり、親しい先輩・後輩関係だ。呉昇桓は普段から兄のように慕っている林昌勇と似た道を歩むことになるのだろうか。

◇“石直球”と“蛇直球”

2008年に日本に進出した林昌勇は、最高球速160キロの直球を武器にヤクルトの守護神となった。林昌勇のフォーシームボールはあたかも蛇が体をくねらせるように打者の前で大きく変化するため“蛇直球”と呼ばれる。林昌勇は「抑え投手はいろんな球を投げにくい。自信があるボールで勝負することになるが、私の場合は直球がそれ」と話した。林昌勇は日本進出初年1勝5敗33セーブ、防御率3.00をマークした。


呉昇桓の直球は“石直球”と呼ばれる。それほど重いということだ。ボールの回転数が多く、それだけ重力の影響を受けない。打者が「分かっていても打てない」と話すほどだ。

日刊スポーツ(IS)が年初に現役選手を対象に行った「最高の直球」を尋ねる質問でも、回答者24人のうち23人が呉昇桓を選んだ。イ・ヒョボンXTM解説委員は「阪神も呉昇桓の直球を認めて、大金を出して連れていく。呉昇桓の直球を信頼しているということだ」と話した。

日本の読売でプレーした鄭珉台(チョン・ミンテ)ロッテ投手コーチは「一部では直球とスライダーの“2ピッチ”に対する懸念の声があるが、直球の球威が非常にいいので十分に通用するだろう」と予想した。



<野球>“石直球”呉昇桓、“蛇直球”林昌勇の道を歩む?(2)

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