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金日成の経済・国防失敗、金正恩の「核並進」も難しい(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
--金日成は1960年代、経済・国防建設並進路線を施行し、孫の金正恩も経済・核武力並進路線を提示した。

「朴正熙の5・16クーデター(1961年)に影響を受け、金日成が並進路線(1962年の朝鮮労働党中央委4期5次全員会議で初めて提起、66年の党大会で新たな党路線として確定)を推進したが、失敗した。金正恩が祖父と似た並進路線を2013年に宣言したが、核兵器は莫大な費用がかかる。人民をさらに締めつけなければならないのに、うまくいくだろうか」

--北朝鮮の住民が次第に生計を市場に依存している。北朝鮮政権と市場のパワーゲームで結局、誰が最後の勝者になるだろうか。


「北朝鮮で芽生えた市場がずっと動力を得ていくなら、最終的には市場が勝つだろう」

--北朝鮮に非核化の意思はあると思うか。

「北朝鮮が核抑止力を追求した時期は62年後半から63年の序盤だ。90年代初期のロシア政府の文書を見ると、当時、ロシア側が北朝鮮の官僚に核プログラムの放棄を勧め、交渉を通じて核を放棄する多者交渉に出てくるように勧める対話録がある。この時、北朝鮮は『心配はありがたいが、あなたたちが関与することではない』と答えた。北朝鮮は核プログラムを持って米国との2国間協議に入り、核開発をレバレッジ(テコ)にして米国との関係正常化を導こうとした。ところがジュネーブ合意が履行されなかった。北朝鮮は当初、核兵器を保有・実験する今の段階までくるとは予想していなかったかもしれない。数回核実験した北朝鮮に核放棄の意思はないようだ。外部では中国を動かして北朝鮮に非核化の圧力を加えようとするが、中国の影響力には限界がある。歴史的に北朝鮮は中国に不信感を抱いている」



金日成の経済・国防失敗、金正恩の「核並進」も難しい(1)

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