現代自動車の鄭夢九グループ会長(右)が23日に現代製鉄唐津製鉄所を訪れ視察している。鄭会長は26日発売予定の新型ジェネシス用の超高張力厚板の品質を集中的に確認した。(写真=現代製鉄)
鄭会長のこの日の製鉄所訪問は、鄭会長が新型ジェネシスにどれほどの精魂を込めているのかを見せる事例のひとつだ。
鄭会長は最近になり機会さえあれば新型ジェネシスに対する愛情と期待を隠すことなく表明してきた。鄭会長は10月に現代・起亜自動車の欧州法人と工場を訪問した席で、「プレミアムブランドの本場である欧州で新型ジェネシスを前面に出し現代自動車ブランドの認知度をもっと強化せよ」と強調した。また、記者らを南陽技術研究所に招き、新車の実物を初めて見せながら雰囲気を盛り上げたかと思えば、11月中旬には米国で記者らに新型ジェネシス試乗機会を提供したりもした。鄭会長はまた26日の新型ジェネシス発売会場に参加し車を直接紹介する予定だ。
鄭会長が新車発表会に参加するのは昨年5月の起亜自動車「K9」の発表会以降1年6カ月ぶりだ。
現代自動車グループ関係者は、「鄭夢九会長が発売予定の特定車両に対しこれほど積極的にセールス活動を行ったことはなかった」と話した。
鄭会長はこの日も「現代製鉄と現代ハイスコの合併が終わり熱延と冷延工程がつながれば一層強度が高く軽量化された自動車厚板の生産が可能になり、燃費と衝突強度、走行性が向上するだろう。自動車厚板の競争力が新型ジェネシスをはじめとする今後の新車の成功を左右するだけに、最高品質の厚板生産に邁進してほしい」と強調した。
それだけのことはある。ジェネシスは現代自動車の歴史に一線を引いた記念碑的モデルであるためだ。2007年末に彗星のように登場した第1世代ジェネシスは2009年にアジアの大型車で初めて北米のカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、現代自動車の品質力を世界に誇示した。しかも現代自動車は現在、内外で輸入車の攻勢と頻繁な品質をめぐる議論、海外工場の設備不足、新モデル不足などでやや停滞している状況だ。
現代自動車の立場からは、第1世代ジェネシスの神話を復活させ壁に当たったような最近の雰囲気を反転させる先鋒役を新型ジェネシスに期待するのも無理はない。
鄭会長の期待に応じるかのように新型ジェネシスは快調なスタートを切った。現代自動車は新型ジェネシス事前契約を始めた19日の1日だけで3500台余りの契約があったと明らかにした。これは韓国の大型車史上で最高記録だ。
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