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<野球>呉昇桓「阪神、サムスンに感謝、引退は古巣で」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

呉昇桓(オ・スンファン)

“守護神”呉昇桓(オ・スンファン、31)は阪神タイガースとの契約が決まった後も淡々とした独特の口調だった。

22日、サムスンと阪神が移籍金5000万円(5億3000万ウォン)、呉昇桓に2年・最高9億円(95億ウォン)という契約に合意した時、呉昇桓はソウルにいた。この日午後、慶山(キョンサン)ボールパークで契約が決まった後、代理人から連絡を受けた。

呉昇桓は「サムスンと阪神の両球団に本当に感謝している。今からが始まり。2年後にメジャーに挑戦することも可能で、海外進出は終わりでなくスタート」と語った。呉昇桓は「最後のボールはサムスンで投げたい」とし、引退はサムスンでする考えを明らかにした。


--契約を聞いた時の感じは。

「うーん、特別なことはなく、いつも通りだった」

--サムスンは移籍料より選手の年俸に配慮した。阪神は韓国人選手歴代最高の待遇をした。

「サムスンに非常に感謝している。阪神も心から自分を望んでくれていることを感じた。両球団にとても感謝している」

--米国より日本を希望していたのか。望みのチームはあったのか。

「海外に進出することが重要なのではなく、自分がうまくやれるチーム、やりやすい条件でできるチームを考えた。特定のチームに行きたいという考えはなかった」

--メジャーで投げる姿を期待するファンも多い。

「阪神とは2年契約をした。自分が2年間うまくやれば、2年後にまたどんなことが起きるかは自分にも分からない。メジャーに挑戦することも可能で、阪神での2年という時間が新たな契機になるだろう」

--海外進出が確定したが、思い浮かぶ人や特別な思いはあるか。

「そういうものはない。終わりではなく、今からが始まりだ。代理人の苦労が多かった。感謝している。サムスンと阪神にも感謝している。サムスンで9年間過ごし、良い思い出が多かったので、そういうことを少し思い出す」

--過去9年間、サムスンで最も記憶に残る瞬間は。

「すべてよかったが、やはり今季が最も記憶に残りそうだ。まず、3シーズン連続優勝をし、韓国シリーズも3連覇した。個人的にも海外進出を控えて最後のシーズンだったので。これからどこで投げようと、最後のボールはサムスンで投げたい。最後にはまたサムスンに戻って引退したい」

--近くソウルで阪神との調印式があると聞いたが。

「まだ日程は決まっていない。個人的に運動は続けている。サムスンに所属する間、毎年12月中旬にはグアムに行って自主トレをした。今年もそうする計画だ」



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