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サムスン電子、米国で再び販売禁止の危機

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
サムスン電子の製品が米国で販売禁止にあう危機に瀕している。だが対象製品が旧型のため影響は制限的だという見通しだ。

米国連邦巡回抗訴裁判所は18日(現地時間)、カリフォルニア北部の連邦地方裁判所がアップルによるサムスンタブレットとスマートフォンの販売禁止申請を棄却したのは裁量権乱用だとして破棄差し戻しの決定をした。これは地方裁判所が昨年12月、アップルのサムスン製品の永久販売禁止要請に対して棄却したことを覆したものだ。

抗訴裁判所は、アップルが主張した商用特許については再審査を命令した一方、デザイン特許と商標など企業のイメージ(トレードドレス)侵害についてはアップルの要求を受け入れなかった。


したがって商用特許侵害にかかる「ギャラクシーS」と「ギャラクシーS2」、「ギャラクシータブレット10.1」など20種余りのサムスン製品に対して販売禁止が下される可能性がある。しかし業界では、商用特許の侵害はソフトウェアのアップグレードなどで問題を解決できるため、販売禁止が下されてもサムスン電子に大きな被害を与えないとの見方だ。

サムスン電子も「抗訴裁判所がアップルのデザイン特許やトレードドレスについて永久販売の禁止要請を棄却したことについて歓迎する」と公式の立場を明らかにした。また「再審議を命令した商用特許について販売禁止の可能性は高くないことを確信する」と付け加えた。





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