サッカー日本代表の勢いが目を引く。

日本代表は２０日（日本時間）、ベルギー・ブリュッセルでホームチームのベルギー代表を３－２で降した。オランダ戦の引き分けに続き、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキング５位の強豪ベルギーに勝ち、親善競技２連戦を気持ちよく終えた。

日本は本田圭佑（ＣＳＫＡモスクワ）、香川真司（マンチェスター・ユナイテッド）、内田篤人（シャルケ０４）、岡崎慎司（マインツ）らスター選手をそろえた。


しかしベルギーの選手団ははるかに豪華なメンバーだった。ベルギーは一部のポジションで実験をしたものの、 アザール （チェルシー）、デンベレ、フェルトンゲン（以上トットナム）、メルテンス（ナポリ）、ルカク（エバートン）など先発陣はほとんどが欧州ビッグリーグ所属だった。マンＵのＭＦフェライニは交代出場した。

先制したのはベルギーだった。前半１５分、 ミララス（エバートン）が先制ゴールを決めた。しかし日本は前半３７分、東アジアカップの得点王、柿谷曜一朗（セレッソ大阪）の同点ゴールで追いついた。日本は後半１８分に本田圭佑、後半２８分には岡崎慎司が続けてゴールを決め、３－１とした。ベルギーが後半３４分、アルデルワイレルト（アトレチコ・マドリード）のゴールで１点差としたが、試合を覆すことはできなかった。

日本代表は１６日にオランダ代表と２－２で引き分けたのに続き、欧州の強豪との遠征試合で１勝１分けという好成績を残した。