韓国は2度の「中国ブーム(boom)」を経験した。第1次は1992年の修交とともに始まった。履き物・玩具など賃加工企業等が中国に工場を移しながら投資や輸出が大きく伸びた。92~97年の対中輸出は年平均約32%も急増した。2回目のブームは2001年、中国の世界貿易機関(WTO)加入と共に訪れた。韓国は中国という「世界工場」の中間材(部品・半製品)の供給基地に浮上し、おかげで2006年までの輸出が一年平均33%も増加した。それならば、再び「中国ブーム」は来るだろうか?
現地の企業家は「韓中FTAに期待している」と話す。協定締結で市場門の敷居が低くなり、投資と貿易が再び増えるという話だ。「早ければ来年末、遅くとも2015年には始まる」という期待の入り混じった話も出てくる。たとえそうであっても、その属性は去る1、2次の時とは明らかに違うというのが記者の考えだ。約2万字で書かれた3中全会の「決定」からその変化を読みとることができる。
現地の企業家は「韓中FTAに期待している」と話す。協定締結で市場門の敷居が低くなり、投資と貿易が再び増えるという話だ。「早ければ来年末、遅くとも2015年には始まる」という期待の入り混じった話も出てくる。たとえそうであっても、その属性は去る1、2次の時とは明らかに違うというのが記者の考えだ。約2万字で書かれた3中全会の「決定」からその変化を読みとることができる。
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