北朝鮮軍の戦闘能力に関連し、チョ・ポグン(中将)国防部情報本部長は5日、国会情報委員会の国政監査で「韓国独自の軍事力で北朝鮮と戦えば、私たちが不利だ」と話して論議が起きている。以後、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官が出てきて「チョ本部長の発言は、韓国が不利ではないとの意だ。韓国・北朝鮮戦争の時には北朝鮮は滅亡することになるだろう」と釈明したが、軍周辺では「北朝鮮の戦争威嚇はこれまで分かっているよりもはるかに深刻だ」という話が流れ出ている。チョ本部長はこの日、北朝鮮軍が休戦ラインから100キロ以内〔黄海道(ファンヘド)、沙里院(サリウォン)~江原道(カンウォンド)、通川(トンチョン)ライン以南〕に北朝鮮兵力の70%(70万人)、銃砲などの火力の80%を前進配置していると話した。過去、休戦ラインから150キロ以内〔平壌(ピョンヤン)~元山(ウォンサン)ライン以南〕に兵力の70%を配置したことと比較すると攻勢的に変わったという意味だ。
こうした事実は99年と2012年に発行された国防白書でも確認された。これによれば北朝鮮は、行政的な役割を主に果たす軍団を99年21から2012年には15に大幅縮小した。代わりに実際の戦闘を担当する師団は同じ期間に63から90に増やした。
こうした事実は99年と2012年に発行された国防白書でも確認された。これによれば北朝鮮は、行政的な役割を主に果たす軍団を99年21から2012年には15に大幅縮小した。代わりに実際の戦闘を担当する師団は同じ期間に63から90に増やした。
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