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<野球>楽天も選手が抜けた…1.5軍のアジアシリーズ?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
楽天の選手も抜けた。サムスンの主軸選手が抜けたのに続き、日本代表チームの楽天も1.5軍で出場し、緊張感が落ちるアジアシリーズとなる見込みだ。

日本シリーズを制した楽天は11日、アジアシリーズに出場する28人の選手を発表した。米国進出問題で出場が難しいと考えられていた田中将大(25)はエントリーに含まれた。田中は今季24勝無敗、防御率1.27をマークし、沢村賞を受賞した。

しかし田中が先発で登板する可能性は“ゼロ”に近い。田中は今季28試合で212イニングを投げた。ポストシーズンでも29イニングを投げ、今季11回も完投した。過負荷があっただけに、アジアシリーズではせいぜい救援で登板し、1、2イニングを投げるのがすべてと予想される。


田中だけではない。チーム3番目に多い98イニング1/3を投げ、6勝をマークした美馬学(27)もエントリーから抜けた。外国人投手も台湾行きの飛行機に乗らない。田中とともに先発陣を引っ張り、パリーグ新人王候補の則本昂大(23、15勝8敗、防御率3.34)だけがアジアシリーズで主軸の先発投手となる見込みだ。そのほか戸村健次(4勝2敗、防御率3.33)、永井怜(2勝4敗、3.46)が先発陣を埋める見込みだ。張ウォン三(チャン・ウォンサム、30)、ユン・ソンファン(32)、バンデンハーク(28)が抜けたサムスンと比べても戦力が劣るとみられる。

打線も重量感が落ちる。4番、5番の外国人打者アンドリュー・ジョーンズとケイシー・マギーが参加しないからだ。ジョーンズは本塁打26本(パリーグ5位)、94打点(3位)、打率2割4分3厘、マギーは本塁打28本(2位)、93打点(4位)、打率2割9分2厘をマークした。さらにメジャーでプレーした経験があるベテラン遊撃手の松井稼頭央(本塁打11本、58打点、打率2割4分8厘)も休養を選択した。チーム内の本塁打・打点1-3位が抜けるということだ。

チーム内で唯一3割台の打率(3割1分7厘)をマークした銀次(25)と8本塁打の枡田慎太郎(26)、2人の左打者を除けば、恐れるような選手はいない。サムスンの優勝の可能性は高まったが、大会の緊張感は薄れるしかない。



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