人気コメディアンのイ・スグン氏が違法なスポーツ賭博の容疑で１０日に検察の召喚調査を受けた。イ氏のほかタレントのタク・ジェフン氏ら芸能人２人もこれに先立ち召喚調査を受けていたことが確認された。

ソウル中央地検はこの日、私設スポーツ賭博サイトで数億ウォン台の違法賭博をした容疑でイ氏を呼び調査した。検察はイ氏がこの数年間に賭博で１回当たり数百万ウォンから数千万ウォンずつの賭け金賭博をしたとみている。問題となった賭博は、私設スポーツ賭博サイト運営者が携帯電話のショートメッセージで競技日程を送り、該当競技の予想勝利チームに賭ける返信メッセージを送る方式で行われる。タレントのキム・ヨンマン氏も２００８～２０１１年に同様の賭博をした容疑で在宅起訴され、１審で懲役８月執行猶予２年、社会奉仕１２０時間を宣告された。

検察はキム氏に対する捜査過程で他の芸能人も常習的に違法スポーツ賭博をしていた端緒をつかみ捜査を拡大してきた。召喚調査を受けた芸能人のうち一部はマネジャーなど側近が自身の名義を借りてスポーツ賭博をしたとして容疑を否認しているという。しかし検察はサイト運営者らの口座追跡を通じて物証を確保した状態で、容疑の立証は可能とみている。検察関係者は「捜査対象である芸能人のうち常習的で賭博金額が大きい人を選び近く司法処理の方向を定めるだろう」と話した。