AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦で広州恒大と対戦したFCソウルはアウェーゴール数で優勝を逃した。
FCソウルは4-2-3-1フォーメーションで試合に臨んだ。しかしソウルは前半に有効なシュートを一度も打てず苦戦した。モリーナと高余韓(コ・ヨハン)の攻撃力を生かせなかったのが最大の理由だ。広州恒大の攻撃はゴールキーパーの金竜大(キム・ヨンデ)がうまく防いだ。前半24分にはエウケソンの左足中距離シュートを体ではねのけた。前半40分エウケソンのヘディングシュートも金竜大の手にかかった。後半5分には股の間を抜けるムリキのゴロシュートを止めた。
結局ソウルは後半13分に先制ゴールを奪われた。ムリキのスルーパスをエウケソンがペナルティボックス内側に飛び込み右足で決めた。だが、ソウルは挫折しなかった。ゴールを奪われ4分後にデヤンがエスクデロのパスを受け同点ゴールを決めた。
優勝のためにもう1点が必要なソウルは疲れた河大成(ハ・デソン)に代わりに崔ヒョン態(チェ・ヒョンテ)を投じ反転を狙ったが、ついに逆転はできなかった。FCソウルの選手は試合終了後グラウンドに倒れ込み悔し涙を流した。崔竜洙(チェ・ヨンス)監督は選手ら1人1人と抱擁し無念さを慰めた。FCソウルは準優勝賞金75万ドルを手にした。FCソウルのアジアチャンピオンへの挑戦はこうして終わった。
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