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「国家的な恥だ」…国会「南大門の不良工事に監査請求」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「これはどういうことか。国家的な恥だ」--。崇礼門(スンレムン)復元工事の問題を指摘した中央日報の報道と関連し、国会から出た慨嘆の声だ。

7日の国会予算決算特別委員会会議で、セヌリ党の柳性杰(リュ・ソンゴル)議員は辺英ソプ(ビョン・ヨンソプ)文化財庁長に対し、「前任の庁長と文化部長官は繰り返しきちんと復元するという趣旨の話をしていたが、多くの問題が発生している。国の恥だ」と話した。

柳議員は中央日報が公開した崇礼門復元予算について問い質した。予算242億ウォン(約22億円)のうち、材料費は石材8億4000万ウォン、木材2億3400万ウォン、金物7300万ウォン、顔料1億800万ウォンにすぎないという点を取り上げた。柳議員は「(監査院に)監査を請求しなければいけないようだ。これは大きな問題だ」と述べた。


これに対し辺庁長は「国民の一人として遺憾に思う。今度こそ支障なく調査して(復元して)いく」と答えた。

国会教育文化委員会は常任委レベルで対策の準備に取り組む計画だ。辛鶴用(シン・ハクヨン)教育文化委員長(民主党)は「文化財庁に崇礼門の件に関する原因分析報告書を提出するよう要求した」とし「崇礼門だけでなく文化財庁全般の管理監督実態を点検する」と述べた。

一方、文化財庁も7日、独自の監査と国立文化財研究所の調査を通じて、原因を早期に究明する計画だと明らかにした。彩色・瓦工事・木工事・石工事など問題がある部分について調査し、改善策を出すと発表した。まず12月に彩色のシンポジウムを開催し、施工全般に関する意見を幅広く聞くという。



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