議政府(ウィジョンブ)軽電鉄が5日、信号障害で運行が全面中断され、故障発生からほぼ10時間が過ぎた午後3時20分に正常化した。この日午前、議政府市回龍(フェリョン)駅を訪れた外国人が引き返していた。
議政府軽電鉄は開通直後の昨年7月14日に非常ブレーキ関連装置に異常が生じて53分間止まり、今年2月には熱線が敷かれているのに線路に氷がついて5時間以上運行を中断するなど大小の故障が絶えなかった。軽電鉄利用客のイ・ドンギュさん(53、自営業)は「どうかするとすぐに止まり、いつ事故が起きるかもしれず怖くて乗れない」と話した。このように故障が頻繁なのは、作動システムの問題が完全に直っていない状態で無理に開通し、また運行前試験の規定もまともに守らなかったためだ。議政府軽電鉄は開通前、各種装置から150件に及ぶ問題点が発見されたが、このうち24件が処理されないまま運行を始めたことが最近、監査院の監査で明らかになった。議政府市側は「安全に問題がないという外部機関の検証を受けて開通した」と釈明した。
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