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<野球>FAの李大浩、余裕の冬…日米が争奪戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

李大浩(イ・デホ、31)。

日本シリーズが楽天の優勝で幕を下ろし、日本の野球はストーブリーグに入った。“ビッグボーイ”李大浩(イ・デホ、31)をめぐる日本と米国の争奪戦が始まった。李大浩は現在、インドネシア・バリで家族と休暇を過ごしている。

オリックスと2年契約が終わった現在、李大浩の身分はFA(自由契約選手)だ。日本人代理人、水戸重之弁護士との契約も終わった。もう李大浩は韓・日・米のどのチームとも契約できる。

日本ではソフトバンクが李大浩(イ・デホ)獲得に最も積極的な姿勢を見せている。日本パリーグの盟主ソフトバンクは今季4位に終わり、ポストシーズンに進出できなかった。


日本スポーツニッポンは5日、「5年ぶりのBクラスからの巻き返しに向け、ソフトバンクが大型補強を敢行する。総額35億円を超える補強費を投入することになりそうだ」と報じた。また「李大浩をはじめ、日本ハムの捕手の鶴岡、ボルティモアに行った和田毅を獲得するには35億円ほどかかるだろう」と伝えた。

ソフトバンクは李大浩に4年・総額18億円(約195億ウォン)をベッティングする予定だという。李承ヨプ(イ・スンヨプ、37、サムスン)が2006年に読売と結んだ契約(4年、総額30億円)以来、日本国内の韓国人選手では2番目に大きい規模。

李大浩がこの2年間プレーしたオリックスは先月の交渉で2年・総額8億円を提示している。ソフトバンクに比べて契約期間は短いが、李大浩の妻(31)と娘(2)が2年間この地域に住み慣れているという長所がある。ソフトバンクと契約が円滑に進まなければオリックスと再契約する可能性もある。交渉の主導権は李大浩にある。

昨年、日本進出初年にパリーグ打点王となった李大浩は今年も4番打者で出場した。2013年にはタイトルを獲得できなかったが、打率9位(0.303)、本塁打6位(24本)、安打8位(158本)、打点6位タイ(91点)、長打率7位(0.493)、出塁率8位(0.384)など打撃全部門で上位に入った。

この2年間、十分に検証を受けただけに、ゆっくりと他の球団のオファーを待っている。現在、李大浩のパートナーになるというエージェントがいくつかある。この中にはメジャーリーグ側の人物もいる。日本の球団のように具体的なオファーはまだないが、メジャーリーグからラブコールが来れば拒否する理由はない。李大浩が今後どのエージェントと契約するかによってメジャーリーグ行きの可能性も開いている。

李大浩側の関係者は「まだ交渉する時間はたくさん残っている。具体的な金額が行き来したわけではないが、いくつかのメジャー球団と日本球団が李大浩に関心を見せている」とし「12月のメジャーリーグのウィンターミーティングで何らかの結果が出るとみられる」と伝えた。



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