ホン課長は、「中国では今月中旬から本格的に暖房を始め、韓国でも暖房をするのでこの冬は粒子状物質汚染が激しいだろう」と話す。
専門家らは中国のスモッグには微小粒子状物質(PM2.5)が多く健康にはるかに有害だと指摘する。微小粒子状物質は直径が2.5マイクロメートル未満のはるかに小さな粉じんで呼吸器の深くまで浸透する。環境科学院の分析の結果、先月29日に中国のスモッグが来た時に首都圏の粒子状物質のうち微小粒子状物質の割合は85%だった。これは今年1~10月の平均値69%より高かった。鉛・ヒ素・亜鉛など重金属濃度もやはり平常時の1.5倍水準だった。
仁荷(インハ)大学のイム・ジョンハン教授は、「微小粒子状物質はぜんそくなど呼吸器疾患を引き起こすだけでなく、血管中に浸透し血液の粘度を高め心臓病や脳卒中など心血管疾患を悪化させるなど入院率や死亡率を高める」と話した。微小粒子状物質の中にはがんを引き起こす有害重金属や多環芳香族炭化水素(PAHs)など発がん性物質が含まれており、慢性的にさらされる場合には肺がんになる恐れもある。環境科学院と仁荷大学は微小粒子状物質濃度が平常時より1立方メートル当たり10マイクログラム増加すれば65歳以上の高齢者など敏感集団の場合には1日当たり死亡率が1.1%上昇すると推定した。
イム教授は、「高齢者らは粒子状物質汚染が激しい日の外出を控えるべきで、外出後には必ず手を洗わなければならない。一般のマスクではなく黄砂対応マスクを着用することで粒子状物質を避けることができる」と助言した。
一方、環境部は今月から全国を対象に粒子状物質予報制を試験実施しており、来年2月から本格的な予報を実施する予定だ。また、2015年1月からは微小粒子状物質とオゾンに対する予報も実施する計画だ。
環境部のチョン・ボクヨン気候大気政策課長は、「中国発のスモッグ問題を解決するために5月に韓日中環境相会議の歳に韓国側の提案で3カ国が大気分野の政策対話を進めることで合意している」と話した。
中国発の黒い災い…この冬が心配だ=韓国(1)
専門家らは中国のスモッグには微小粒子状物質(PM2.5)が多く健康にはるかに有害だと指摘する。微小粒子状物質は直径が2.5マイクロメートル未満のはるかに小さな粉じんで呼吸器の深くまで浸透する。環境科学院の分析の結果、先月29日に中国のスモッグが来た時に首都圏の粒子状物質のうち微小粒子状物質の割合は85%だった。これは今年1~10月の平均値69%より高かった。鉛・ヒ素・亜鉛など重金属濃度もやはり平常時の1.5倍水準だった。
仁荷(インハ)大学のイム・ジョンハン教授は、「微小粒子状物質はぜんそくなど呼吸器疾患を引き起こすだけでなく、血管中に浸透し血液の粘度を高め心臓病や脳卒中など心血管疾患を悪化させるなど入院率や死亡率を高める」と話した。微小粒子状物質の中にはがんを引き起こす有害重金属や多環芳香族炭化水素(PAHs)など発がん性物質が含まれており、慢性的にさらされる場合には肺がんになる恐れもある。環境科学院と仁荷大学は微小粒子状物質濃度が平常時より1立方メートル当たり10マイクログラム増加すれば65歳以上の高齢者など敏感集団の場合には1日当たり死亡率が1.1%上昇すると推定した。
イム教授は、「高齢者らは粒子状物質汚染が激しい日の外出を控えるべきで、外出後には必ず手を洗わなければならない。一般のマスクではなく黄砂対応マスクを着用することで粒子状物質を避けることができる」と助言した。
一方、環境部は今月から全国を対象に粒子状物質予報制を試験実施しており、来年2月から本格的な予報を実施する予定だ。また、2015年1月からは微小粒子状物質とオゾンに対する予報も実施する計画だ。
環境部のチョン・ボクヨン気候大気政策課長は、「中国発のスモッグ問題を解決するために5月に韓日中環境相会議の歳に韓国側の提案で3カ国が大気分野の政策対話を進めることで合意している」と話した。
中国発の黒い災い…この冬が心配だ=韓国(1)
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