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韓国国防長官「北の長射程砲も先制打撃可能」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は1日、北朝鮮が大規模に長射程砲攻撃をする兆候がある場合、先制打撃が可能という立場を明らかにした。

この日、国会で開かれた国防委員会総合監査で、劉承ミン(ユ・スンミン)国防委員長が「北が核やミサイル、生物・化学兵器を使用する兆候がある場合、先制打撃するというのは何度か公開された。では、長射程砲の攻撃に対してはどうするのか」と尋ねると、金長官はこのように答えた。

金長官は「それ(長射程砲に対する先制打撃)は大規模な挑発や戦争開始(が迫った)時の自衛的先制打撃で、国際法的に認められる」とし「(先制打撃をするかどうかは)状況によって変わる」と答えた。「状況によっては先制打撃も可能ということか」という劉委員長の繰り返される質問に対し、金長官は「そうだ」と確認した。


金長官と軍指揮部は、北朝鮮が核・ミサイルなどで攻撃する兆候がある場合、先制打撃が可能という立場を明らかにしたことはあるが、長射程砲攻撃に対する先制打撃について述べたのは今回が初めて。

北朝鮮は現在、射程距離50-70キロにのぼる1100門の長射程砲を保有している。うち約350門が首都圏に向いていて、韓国に最も脅威的な武器の一つと評価されている。



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