「テッキョンがテコンドーの原形ならば、グレコローマン型テコンドーはテッキョンになる。レスリングを通じておなじみのグレコローマンという表現はギリシャとローマという意味の形容詞で、昔のもの、古代という意味を含んでいる。テコンドーは最近中国の武術と日本の空手から力強い挑戦を受けている。アイデンティティを問題視する人たちもいる。テコンドーとテッキョンを連結すればこの問題を解決することができる。世界テコンドー連盟にテッキョン分科委員会を作るのも方法だ。だが、世界にテッキョンを広く知らしめるのが先という考えから今回の公演を企画した」。
李会長はテッキョンよりテコンドーを先に始めた。6段の資格を持つ達人だ。釜山(プサン)地域テコンドー連盟専務まで務めたが1980年代初めに突然テコンドーをやめた。