サムスンが左右に曲がったスマートフォンを発売すると、LGは上下に曲がったスマートフォンで対抗した。いわゆる「曲面フォン」競争だ。
LG電子は28日、上下に曲がった6インチ有機発光ダイオード(OLED)画面を搭載した「Gフレックス」を公開した。来月から韓国移動通信3社を通じて販売され、その後、グローバル市場に進出する。
今月9日にサムスン電子が公開したカーブドスマートフォン「ギャラクシーラウンド」とLG電子「Gフレックス」の最も大きな差は曲面の方向だ。サムスンの曲面フォンは手に握りやすいよう左右に曲がっているのに対し、LGの曲面フォンは上下に曲がっている。
LG電子側は上下に曲げた点が使用者に配慮した曲線だと主張する。曲率半径(数字が小さいほど曲がる程度が大きい)が700Rの「Gフレックス」を横方向にすれば、動画を見る人はあたかもアイマックス映画館のカーブドスクリーンを見るような現場感を感じる、という説明だ。
また、通話をするためにスマートフォンを顔にあてると、Gフレックスはスピーカーとマイクの位置がそれぞれの耳・口に近くなり、はるかに良い通話の質が可能ということだ。Gフレックスはディスプレイの大きさもサムスン(5.7インチ)より大きい6インチ。
ギャラクシーラウンドは400Rだが、上下方向は直線だ。しかし左右に曲がっているため、ズボンのポケットに入れるとぴったりフィットするという長所がある。
GフレックスはLG電子が液晶(LCD)の代わりにOLEDを初めて搭載したスマートフォン。その間、テレビ向け大型OLEDパネルの開発に力を注いできたLGは、スマートフォン向け小型OLEDパネル技術は落ちるのではという評価を受けていた。
今回公開したGフレックスのディスプレイ解像度も、サムスンギャラクシーラウンド(1920x1080)より解像度が落ちるHD級(1200×720)だ。LG電子の関係者は「カーブドスマートフォンの最初の製品で、量産の可能性を重視した」と話した。フルHDディスプレーの搭載も可能だが、その場合、円滑に生産できるほどの高い収率達成がやや難しくなるということだ。
サムスンに次いでLGも「曲面フォン」開…どちらが市場を支配?(2)
LG電子は28日、上下に曲がった6インチ有機発光ダイオード(OLED)画面を搭載した「Gフレックス」を公開した。来月から韓国移動通信3社を通じて販売され、その後、グローバル市場に進出する。
今月9日にサムスン電子が公開したカーブドスマートフォン「ギャラクシーラウンド」とLG電子「Gフレックス」の最も大きな差は曲面の方向だ。サムスンの曲面フォンは手に握りやすいよう左右に曲がっているのに対し、LGの曲面フォンは上下に曲がっている。
LG電子側は上下に曲げた点が使用者に配慮した曲線だと主張する。曲率半径(数字が小さいほど曲がる程度が大きい)が700Rの「Gフレックス」を横方向にすれば、動画を見る人はあたかもアイマックス映画館のカーブドスクリーンを見るような現場感を感じる、という説明だ。
また、通話をするためにスマートフォンを顔にあてると、Gフレックスはスピーカーとマイクの位置がそれぞれの耳・口に近くなり、はるかに良い通話の質が可能ということだ。Gフレックスはディスプレイの大きさもサムスン(5.7インチ)より大きい6インチ。
ギャラクシーラウンドは400Rだが、上下方向は直線だ。しかし左右に曲がっているため、ズボンのポケットに入れるとぴったりフィットするという長所がある。
GフレックスはLG電子が液晶(LCD)の代わりにOLEDを初めて搭載したスマートフォン。その間、テレビ向け大型OLEDパネルの開発に力を注いできたLGは、スマートフォン向け小型OLEDパネル技術は落ちるのではという評価を受けていた。
今回公開したGフレックスのディスプレイ解像度も、サムスンギャラクシーラウンド(1920x1080)より解像度が落ちるHD級(1200×720)だ。LG電子の関係者は「カーブドスマートフォンの最初の製品で、量産の可能性を重視した」と話した。フルHDディスプレーの搭載も可能だが、その場合、円滑に生産できるほどの高い収率達成がやや難しくなるということだ。
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