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韓国長官「女性人権を話す前に慰安婦問題解決を」…国連総会で演説

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

趙允旋(チョ・ユンソン)女性家族部長官

韓国の趙允旋(チョ・ユンソン)女性家族部長官が国連で、元慰安婦に対する日本側の謝罪と責任ある措置を要求した。女性家族部長官が国連総会で慰安婦問題の解決を促したのは今回が初めて。

趙長官は11日(現地時間)、国連総会第3委員会に出席し、「紛争地域での女性に対する性暴力は世界が一緒に清算すべき反人道的な犯罪」と規定し、生存している韓国の慰安婦の事例を紹介した。

趙長官は「10万人以上と推測される人たち(慰安婦)のうち韓国人生存者は56人。彼女たちは誰かによって集められ、ある国家(日本)の部隊に配置され、定期的に検査を受けながら徹底的に管理された。逃げることもできなかったし、監獄の囚人のように暮らしたという共通点がある」と述べた。


趙長官は「当事国は、紛争地域で女性に対する性暴力が続いている現実に怒るべきだと主張する前に、20世紀に犯した性暴力で苦痛と傷を抱えて生きている女性を無視してはならない」と強調した。

これは、日本の安倍晋三首相が先月26日、国連総会での演説で、日本軍慰安婦には言及せず「世界女性の人権伸張のために努力する」と述べたことを批判するものだ。



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