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朴槿恵大統領「革新だけが世界の経済危機を解決する源泉」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴槿恵大統領が6日午後にバリインターナショナルコンベンションセンターで開かれた2013APEC最高経営責任者サミットに参加し、「革新のビジネスがなぜ重要なのか」を主題に基調演説を行った。朴大統領が議長の案内を受け会議場に入場している。

朴槿恵(パク・クネ)大統領が第21回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議など多国間外交とインドネシア国賓訪問のため6日午後バリに到着した。8日間の日程となる今回の海外歴訪は就任後4度目だ。先月のロシア、ベトナム訪問に続く“多国間・セールス外交第2弾”だ。

米国やロシアなど21カ国で構成されたAPECは韓国の貿易の66%を占める。タイやベトナムなど10カ国が参加している東南アジア諸国連合(ASEAN)は韓国の2番目の貿易市場だ。

朴大統領はこの日バリに到着するとすぐにバリインターナショナルコンベンションセンターに移動し、アジア太平洋地域から1000人余りの企業家が参加する「2013APEC最高経営責任者(CEO)サミット」に参加し基調演説を行った。主題は「革新のビジネスがなぜ重要なのか」だった。この席で朴大統領は、「(2008年の金融危機後)金融危機(financial crisis)ではなく革新危機(innovation crisis)が世界経済沈滞の根本原因だ。世界経済の持続的な成長のための源泉は革新しかない。革新だけが新成長動力を絶えず創出し雇用を作ることができる」と力説した。


朴大統領は続けて、「韓国は戦争の廃虚からわずか半世紀で産業化を成し遂げ『漢江(ハンガン)の奇跡』を作った国だ。失敗を恐れない挑戦精神と絶えず変化を追求した革新を通じ試練と危機を発展の機会にした漢江の奇跡を成し遂げた原動力だ」と強調した。朴大統領はまた、「創造経済は世界すべての国が相互開放と協力を通じともに成長できる革新のパラダイムだと堅く信じている。韓国は創造経済に向けた努力を継続しながら特に開発途上国の創造経済力向上を積極支援し、世界経済が『復原力と成長』に向かって進むのに寄与するだろう」と話した。

その上で、「これまで先進国の社会的弱者支援はインフラやセーフティネット拡充に重点を置いてきたが、今後貧困層が創意性啓発を通じて自立することに焦点を合わせれば『包容的成長』の新たな地平を開くことができるだろう」と強調した。



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