F1コリアグランプリが重大な岐路に立たされている。最悪の場合、来年の大会は困難となりかねない。国際自動車連盟(FIA)が来年の大会日程を4月と暫定的に決めコリアグランプリ組織委員会とあつれきを生じさせている。イ・ゲホ組織委員会事務総長は、「FIAが4月の大会開催を固守すれば来年の大会開催は不透明になりかねない」と話した。ユ・ヨンフ組織委員会広報チーム長は、「来年の大会を4月に前倒しすれば準備期間が6カ月しかない。スポンサー確保と入場券販売がさらに難しくなる」と話した。コリアグランプリは毎年10月に開いている。FIAは、「来年10月にはロシア・ソチ大会が新たに加わりスケジュール調整が必要だった」と説明している。
根本的な問題はコリアグランプリの赤字が大きい点だ。2010年の初めての大会から昨年までの累積赤字は1731億ウォン(約157億円)に達した。当初契約通りに2016年まで大会を開催すれば赤字幅は3000億ウォン台に達する見通しだ。これを解決するため組織委員会はF1マネジメントとの交渉の末に年間500億ウォンに達する開催権料を40%ほど引き下げ、追加引き下げも要求している。
今回の大会で組織委員会とF1マネジメントは電光掲示板へのハングル表示、全羅南道(チョンラナムド)の旗掲揚などをめぐって意見の違いがあった。
根本的な問題はコリアグランプリの赤字が大きい点だ。2010年の初めての大会から昨年までの累積赤字は1731億ウォン(約157億円)に達した。当初契約通りに2016年まで大会を開催すれば赤字幅は3000億ウォン台に達する見通しだ。これを解決するため組織委員会はF1マネジメントとの交渉の末に年間500億ウォンに達する開催権料を40%ほど引き下げ、追加引き下げも要求している。
今回の大会で組織委員会とF1マネジメントは電光掲示板へのハングル表示、全羅南道(チョンラナムド)の旗掲揚などをめぐって意見の違いがあった。
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