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「R&Dでも協力、韓日が一次元高いパートナー関係を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
産業通商資源部が主催し、韓国の韓日産業技術協力財団と日本の日韓事業技術協力財団が主管する韓日産業技術フェアが1日から2日間、ソウル小公洞のロッテホテルで開催される。2008年に始まったこの行事は、韓国と日本の部品・素材分野企業がビジネスチャンスと協力の道を模索する場だ。

行事初日の1日は午前11時10分から70分間、益川敏英名古屋大特別教授の講演が行われる。2008年に素粒子物理学分野でノーベル物理学賞を受賞した益川教授はこの日、韓日両国間の協力強化案について発表する予定だ。韓日財団側は「両国間の実質的な協力のためには産業部門だけでなく、研究開発(R&D)分野での協力も必要だという判断で招請した」と説明した。

韓国・日本企業の関係者およそ500人が参加する今年の行事では、両国間の産業技術協力に寄与した産業協力の有功者に産業通商資源部長官賞と韓国・日本財団理事長賞を授与する。企業部門の長官賞は(株)PNR、(株)ハッピー通信など5社が、個人部門では(株)サムジンLNDのチョン・ヒョンテ社長ら3人が受賞する。


ポスコの子会社であるPNRは3年間、123億ウォン(約11億円)分の鉄鋼廃棄物を加工再生し、日本の新日鉄株式住金に供給した。東京にある(株)ハッピー通信は「ソウル市場」を運営し、年間90億ウォン分の韓国食品を日本に輸出している。また過去3年間、日本市場進出を控えた韓国中小企業30社に事業ノウハウを伝授した。

行事期間中、ロッテホテルのクリスタルボールルームでは、日本企業45社と韓国企業160社が集まり、韓日部品・素材調達供給相談会を進める。また、日本の技術者40人を招待し、韓国企業50社と会う1対1技術相談会も準備されている。

第3国のビジネスにおける韓日の協力と部品・素材分野での協力拡大のための両国企業ビジネス相談会など、さまざまな行事が開かれる。

行事を主管する趙錫来(チョ・ソクレ)韓日産業技術財団理事長(暁星会長)は「韓日間のビジネスレベルの協力だけでなく、R&Dの協力など、一次元高いパートナー関係を築くうえで産業技術フェアが核心的な役割をするだろう」と述べた。



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