イラスト=キム・フェリョン記者。
これほどになると、「陰謀説の生活化」といえる状況だ。もちろん陰謀説はどの時代にもあったが、最近はほとんどすべての政治事件に陰謀説がつく。南陽乳業の暴言事件は尹昶重(ユン・チャンジュン)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官セクハラ事件を、李石基議員内乱陰謀事件と蔡東旭(チェ・ドンウク)検事総長の婚外息子報道は国家情報院の選挙介入捜査事件を伏せるためというのが代表的な例だ。さらにはアシアナ航空のサンフランシスコ空港事故も、国家情報院の事件への関心をそらすために起こしたという天人共怒する陰謀説まで広まった。
この記事を読んで…