洪正好（ホン・ジョンホ、２４、アウクスブルク）がまた欠場した。洪正好の欠場は、原則を強調する洪明甫（ホン・ミョンボ）韓国代表監督には負担となる。３０日に発表されるマリ戦、ブラジル戦の韓国代表メンバーで、守備ラインに変化があるかどうかに関心が集まっている。

洪正好が所属するアウクスブルクは２８日（日本時間）、ドイツＳＧＬアリーナで行われたボルシアＭＧ戦で２－２で引き分けた。アウクスブルクは３勝３敗１分けで６位。現在チームに適応中の洪正好は交代メンバーにも含まれなかった。中央ＤＦはシーズン中に簡単に変えられるポジションではない。このためにヴァインツィール監督は洪正好のデビュー戦を少しずつ先延ばししている。

問題は韓国Ａ代表チームだ。洪明甫監督は就任初期から「試合に出ていない選手は選ばない」という原則を明らかにしてきた。このため、「代表チームに呼んで試合感覚を高めるべき」という世論にもかかわらず朴主永（パク・ジュヨン、２８、アーセナル）を選抜しないと一線を画した。７月には朴柱昊（パク・チュホ）など新チームに移籍した欧州組を招集せず、チームに適応する時間を与えた。この原則が洪正好にも適用されるかどうかが注目される。


洪監督は洪正好の空白に備え、８月のクロアチア戦に郭泰輝（クァク・テフィ、３２、アルシャバプ）を出場させた。郭泰輝は金英権（キム・ヨングォン、２３、広州恒大）と呼吸を合わせたが、この日、ＤＦ陣は“１．８軍”のクロアチアに２失点した。

洪監督が愛弟子の洪正好に対して選抜の原則を守るのか、それとも組織力が重要なＤＦ陣を例外とするのか、ファンの関心が集まっている。