東レ先端素材が27日、熊津ケミカルの買収優先交渉対象者に選ばれた。法定管理(会社更生法に相当)を受けている熊津ホールディングスはこのように決め、この日、ソウル中央地裁に承認を要請した。裁判所の承認と調査、本契約などの手続きが終われば、東レが熊津ケミカルを引き受けることになる。
今回売却される熊津ケミカルの株式は56.2%。このうち熊津ホールディングスの持ち株が46.3%で、残りは尹錫金(ユン・ソクグム)熊津グループ会長一家が持つ。入札には4社が参加し、東レが最も高い入札価格(約400億円)を提示した。
熊津ホールディングス側は「売却資金で債務を返済しなければならないため、入札価格と引受企業の財務能力を考慮し、優先交渉対象者を選定した」と述べた。
今回売却される熊津ケミカルの株式は56.2%。このうち熊津ホールディングスの持ち株が46.3%で、残りは尹錫金(ユン・ソクグム)熊津グループ会長一家が持つ。入札には4社が参加し、東レが最も高い入札価格(約400億円)を提示した。
熊津ホールディングス側は「売却資金で債務を返済しなければならないため、入札価格と引受企業の財務能力を考慮し、優先交渉対象者を選定した」と述べた。
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