オバマ大統領が国連総会演説でアジアを省いたのは今回が初めてではない。昨年9月の演説でもアジアにほとんど言及しなかった。問題は今年の演説では最初から「残り任期の間、中東と北アフリカが米国外交の優先順位になるだろう」と宣言したという点だ。今年初めから続いた北朝鮮の挑発に比例してワシントン外交の解決課題優先順位から北朝鮮が消えているのと脈を同じくする。
ニューヨークタイムズはオバマ大統領の外交政策がアジアから中東にシフトしているのは残り任期の「遺産」を渇望しているためと分析した。短期的に成果を出しにくい北朝鮮の核問題などよりは最近になって融和的なジェスチャーを見せるイランの核問題解決にさらに興味がわいているという意味だ。
ニューヨークタイムズはオバマ大統領の外交政策がアジアから中東にシフトしているのは残り任期の「遺産」を渇望しているためと分析した。短期的に成果を出しにくい北朝鮮の核問題などよりは最近になって融和的なジェスチャーを見せるイランの核問題解決にさらに興味がわいているという意味だ。
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