◆シリア事態の解決法は=シリア政府が化学兵器を放棄するというロシアの仲裁で、米国・フランスなど西側の空襲が暫定中断した状態だ。今回の国連総会期間中に、安全保障理事会がシリア政府の化学兵器廃棄決議案を採択するかどうかが焦眉の関心事だ。
オバマ米大統領とプーチン露大統領が会って合意を引き出せるかどうかは未知数だ。米国はシリア政府の化学兵器廃棄にとどまらず、 アサド大統領の追放を望んでいる。しかしアサド政権の後援者であるロシアはシリア事態への介入を阻止するのに力を注いでいる。アサド政権が時間を稼ぎながら反乱軍の撃退に動けば、米国はまた空襲カードを持ち出す可能性が高い。
オバマ米大統領とプーチン露大統領が会って合意を引き出せるかどうかは未知数だ。米国はシリア政府の化学兵器廃棄にとどまらず、 アサド大統領の追放を望んでいる。しかしアサド政権の後援者であるロシアはシリア事態への介入を阻止するのに力を注いでいる。アサド政権が時間を稼ぎながら反乱軍の撃退に動けば、米国はまた空襲カードを持ち出す可能性が高い。
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