イラスト=キム・フェリョン記者。
特異な点は、多くの観客が英国の国旗を持ち、最初から最後まで振りながら音楽を楽しんだという点だ。イングランド・スコットランド・ウェールズの旗にアイルランド国旗もあった。ノルウェー・スペイン・ドイツ・フランスなど欧州各国の国旗も見られた。特に2部から4万人以上のハイドパークの観客が同時に旗を振り、『ルール・ブリタニア』をはじめとする愛国主義の歌や国歌『女王陛下万歳(God Save the Queen) 』を一緒に歌う場面は壮観だった。近くにいた英国人に尋ねたところ、昨年の五輪以降、完全にこうした愛国主義的な雰囲気に変わったという。ただ、国粋主義には陥らず、外国の国旗を振り、周辺国と一緒にするという点で前向きに映った。
この記事を読んで…