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<韓国中学生リポート>深まる不信感…遠ざかる師弟関係

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
師匠と弟子。古くから尊敬と信頼に基づく関係だ。最近はどうか。残念ながら、教師と生徒の間では不信感が深刻だ。生徒は教師と話が通じないと言う一方、教師は生徒の社会性などを低く評価している。一部の生徒は教師が模範を示していないと考えている。

「ある先生は授業時間に汚い言葉を吐く。試験が終わると成績が80点に達しない生徒に体罰をする先生もいる」(ソウルF中学3年女子生徒)

ソウル中浪区で会った中学3年の女子生徒は「先生に一度目をつけられたら終わり」と話した。「かつて問題児だったが今は変わっている生徒に対しても先入観を持って見たり、『お前は元々そうだから』と無視したりする」。こうした不信感のためか。「先生に悩みを話せる」と答えた生徒は53.4%にすぎなかった。


教師に生徒の道徳性・社会性・情緒レベルをどう評価しているか尋ねた。道徳性(56.5%)、社会性(49.1%)、情緒(50%)と否定的な回答が多かった。ソウル江北のある中学校校長は「幼い頃から団体生活をしたことがないため、社会性や関係性など不足しているケースが多い」と述べた。

生徒が校内暴力や暴言をどの程度しているかについても、教師と生徒の間で認識の違いが大きかった。生徒に「過去1年間にネット上で他人を誹謗・中傷したことはあるか」と尋ねたところ、4人に1人(24.8%)が「ある」と答えた。しかし教師に尋ねたところ、65.9%が「生徒がネット上で誹謗・中傷をするのを見たことがある」と回答した。

ある教師は「最近の生徒はみんな“アングリー(怒った)”状態。日常生活で怒らない生徒はいじめにあい、一つの文に暴言が3、4つほど入ってこそ正常だと考えている」と話した。

他の逸脱行為についても似た結果だった。「ネット掲示板やソーシャルネットワークサービス(SNS)に意図的に誤った情報を流したことがある」と答えた生徒は少数(3.6%)だった。しかし教師に尋ねると、29.7%が「生徒がそうするのを目撃したことがある」と答えた。



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