韓国の環境部・農林畜産食品部・海洋水産部は17日の閣僚会議で、農漁村地域のゴミ・家畜糞尿処理、上下水道拡充などのために2017年までに4兆3600億ウォン(約3998億円)を投入する内容の「農漁村環境改善対策」を発表した。今回の対策で政府は、81万人に水道水を新しく供給する一方、ゴミ共同集荷場1000カ所を拡充して廃漁具など漁港内のゴミの年間回収量を6000トンに増やす。またアスベストが含まれる老朽化したスレート屋根の撤去支援も拡大して2017年までに建物15万棟を処理する計画だ。廃鉱山・家畜埋没地など環境汚染の可能性がある地域については、土壌汚染・農作物の詳細な調査によって住民不安を解消する方針だ。このほかヌートリアなどの外来生物の拡散を防止して、農漁村の用水路250カ所を生態親和的に復元する計画だという。
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