北朝鮮が核兵器原料のプルトニウム生産に使用していた寧辺実験用原子炉の復旧作業を完了し、すでに再稼働に入った可能性が高いと、米国内の研究所が明らかにした。
米ジョンズ・ホプキンス大国際関係大学院（ＳＡＩＳ）傘下の韓米研究所は１１日（現地時間）、先月３１日に撮影した商業用衛星写真を分析した結果、原発周辺のタービンを収めた建物から白い蒸気が広がっているのを観測したと明らかにした。研究所は「蒸気の色や量を見ると、原子炉が再稼働に入ったか、再稼働段階に近い状況」と分析した。
５０００キロワット級黒鉛減速炉の寧辺原子炉は、一定期間の運転後に使用済み核燃料棒を取り出して再処理すれば、年間で核兵器１個分のプルトニウム６キロを追加で生産できる。
米ジョンズ・ホプキンス大国際関係大学院（ＳＡＩＳ）傘下の韓米研究所は１１日（現地時間）、先月３１日に撮影した商業用衛星写真を分析した結果、原発周辺のタービンを収めた建物から白い蒸気が広がっているのを観測したと明らかにした。研究所は「蒸気の色や量を見ると、原子炉が再稼働に入ったか、再稼働段階に近い状況」と分析した。
５０００キロワット級黒鉛減速炉の寧辺原子炉は、一定期間の運転後に使用済み核燃料棒を取り出して再処理すれば、年間で核兵器１個分のプルトニウム６キロを追加で生産できる。
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